今日の聖句。聞く技術(テクニック)

聞く"技術" “テクニック”というと冷たい感じもするけれど

聞く技術を知り、磨いていくことは

明らかに人生に必要。

家族生活を温かいものにしてくれる、血の通った技術。

 

この技術を知らない人がいかに多いことか。

受験勉強ではなく、この技術を学校で全国民に教えるべきと思うが、この世はそんなことはしない。

 

私はそれを全部、エホバの組織から教えてもらった。

「聞く技術」を記事から教えられて、私の人生は明らかに変わった。

 

今日の日々の聖句

 

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今日の聖句。2020年8月14日。聞く技術。

 ヤコブ1:19

「覚えておいてください。人の言うことに進んで耳を傾けるべきです。

すぐに話したり、すぐに怒ったりしてはなりません。」

 

 

 

・「愛のこもった聴き方」ものみの塔 2005年11月15日号 10~12ページ

・「問題について話し合うには」目ざめよ 2016年№3 10~11ページ

 

など

聴くことの記事は多い。

 

 

 

 

今検索したけどどうしても出てこない、私が何度も何度も読んだ記事

それで私は生まれて初めて「聞く(聴く)技術」を知った。

聞くことに関して私を教えてくれたのはものみの塔協会の出版物だった。

 

「鏡面法」 という聞く方法も出版物から学んだ。

 ↑ これ、本当に必要。

 

私はこのような記事で教えてもらった「聞く技術」で

明らかに人生が変わった!

家庭で、仕事場で、他のあらゆる面で

うまくやっていく技術が格段に上がった。

 

 

 

子供や誰かのやり方がマズくて、それが原因で問題を抱えてしまっているようなら

すぐに相手を正すのではなく、

まず、問題で苦しんでいるその胸の内をよく聞くだけにしておいて

(まず、相手の心の苦しみを軽くすることが大切。)

正すのはまた別の機会(似たようなほかの人の状況を見聞きした時など)にする、とか

そういうやり方も出版物から学んだ。

 

 

だけど

そうやって一生懸命聞いていると

カンチガイする相手がいることも確かだ。

いつも私にはグチを言っていい、

いつも私には、一方的に話すだけで聞いてくれる、

と思う人が出てくる。

 

それは絶対にダメ。

私はゴミ箱ではない。

こちらが時々する助言をちゃんと当てはめていることが、聞く条件。

助言を全く無視するから同じ問題を抱え続けて、ひたすらゴミ箱にゴミを入れるかの如く話を聞いてもらおうとする、それは時間泥棒だし

ゴミを入れられたこちらの心と体は濁ってしまう。

そこはしっかり距離をとることが必要。

 

 

 

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今日の聖句は 「励まし合い、力づけ合う」 ことがテーマ。

聞いてもらえなくて励ましが得られなかった

聞いてもらえなくて力が弱くなってしまった

そんな経験がある。

 

 

その頃私は

自分の命のように大切にしている人の命が失われそうだった。

その人の命が尽きようとしている日々、病院からある姉妹に電話をかけた。

今まで宣教を励まし合ってきた親友とも呼べる姉妹に。

 

でも、その姉妹は

電話に出て、30秒もこちらの状況を聞くと

「あのね! こんな経験を聞いたんだけどね、その姉妹はこんな状況でもこんなにがんばっていて…。」

 

と、自分が励まされた経験を延々と早口でまくしたて

「だから姉妹(私)もね、エホバに頼れば絶対に助けてくれるよ、頑張ってね!」

 

私はうんうんと、延々と熱意をこめて語るその話を聞き続けた。

私のつらさは聞いてもらえなかった。

まだ携帯電話料金がすごく高かったその頃

どんどん料金がかさんで、心がえぐられるような的の外れた話を聞きながら心が真っ暗闇に落ちていった。

私のつらさは行き場を失い、私の心に真黒く充満したままだった。

 

おそらくその姉妹は、「最大限に励ませた!」 って思ったのだと思う。

動機も間違いなく良かった。

 

そういったことが何度もあり、宣教をものすごくがんばっている励まし合ってきたその姉妹の欠点を知った。

それは私の大きな欠点でもあった。

 

 

きっとこれは私がしてきたこと…

そう思った。

私も熱意に任せて同じことをしてきたに違いない…

エホバが私を教育してくださっているんだ…

 

思いやりには、“技術” が必要。

 

 

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聞く"技術" 

これは血の通った技術であり、相手に最大のプレゼント(聞くこと)を差し出すための、心のこもったノウハウです。

 

何も知らなかった私に、エホバがみんな教えてくださいました。