地位も名誉もある人から 愛を請われても
地位も名誉もない人を愛し その人を選ぶ。
そういう人はいっぱいいると思う。
この 「ソロモンの歌」 も、そのような女性のことを歌っている。
でも、これがわざわざ 世界中の3000以上の言語に翻訳され、配布されている聖書に載せられている理由は
なぜかな~ って、思ってきた。
ソロモンの歌は
天に行く 「キリストの花嫁」 が、イエスをどれだけ愛し、どれほど忠節か、を表している、って解説を読んできたけれど
頭ではわかっても 心の奥底では ぜんぜんわからない。
(あなたが そこまで人を愛したことがないからですよ、って言われちゃえばそれまで。)
今回読んでの発見は、ほんとうに小さな発見なんだけど
この女性が
「 女性の中で 最も美しい人 」
と、女性たちから 何度も言われていること。
(ソロモンの歌の 冒頭の 概要 で、初めて知った。ソロモンがそう言っているんじゃない、女性たちが言っているってこと。だからほんとに 世界一の美女かも。 (ソロモンは誰よりもそう思っていたかもしれないけど。))
世界一の美女なんだ!
それなのに、彼女の目に入るのは、愛する羊飼いだけ!
ソロモンは、世界で指折りの美しい人だったと思われる。
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ダビデとその兄弟は美しかった。ーサムエル第一16章ー
ダビデの息子たち娘たちは ひたすら美しかった。 -サムエル第二14章、列王第一1章 ー
ソロモンの母 バテ・シバ は、非常に美しかった。 -サムエル第二11章 -
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ソロモンは、世界一の富を持っていた。
たった一年間で金25トン(260億円)を得ていた。 列王第一10:14
そのソロモンにとって
乙女は 「完璧!」 な人だった。
60人の王妃、80人の側室、数えきれない乙女たち…
それらを凌ぐ
「 完璧 」 な女性だった。
世界一の富、世界一の知恵、世界有数の美しい男性、
その男性から 「 完璧 」 と言われ
愛を請われ でも羊飼いを選ぶ
それは
そんじょそこらの地域で有名な美人が
そんじょそこらのお金持ちで有名な人の愛や富より
そんじょそこらのふつうの人を選ぶ
っていうのと レベルが違いすぎる!
その あまりに強い 死をも凌ぐ愛、愛の炎
それが、14万4000人の愛なんだな、
って、頭でわかっただけ。
まだまだ 私は
苦労や 愛の経験が 足りなすぎるんだろうな。
聖書におさめられていることは
絶対的に真理、絶対に深い意味がある。
そのことは、絶対的に信じているから。